院長のガン闘病日記(H22.7.1更新)

闘病日記@〜病気に気づき入院手術
平17年3月 なんだか妙にお腹がでてきたような気がするが、当然いつもの、食べ過ぎによる、中年太りと思いダイエットを決心する。

3月末、ダイエットしても体重は増える一方。もともとの慢性の便秘症も増悪。

4月3日(日)その日当直の主人と供に 秦野赤十字病院へ。(主人は同院外科部長)主人に腹部超音波検査をしてもらったところ、お腹が出ているのは腹水のためと判明。腹部CTにて卵巣腫瘍も確認。
4月4日(月)国際親善病院 婦人科部長 多和田医師 受診。腹水細胞診
4月4〜7日ますます腹水が増え苦しくなってくる。
4月7日(木)腹水細胞診結果classX 卵巣がん 癌性腹膜炎の診断。
同日胸部CT,MRI,上部下部消化管検査。肺消化管には全く問題ないこと確認。
神奈川県立がんセンター婦人科紹介受診
4月8日(金)神奈川県立がんセンター入院 緊急手術。(子宮および両卵巣摘出。腹水貯留約5ℓ)
(平17年4月10日記)

闘病日記A〜仕事に復帰して
がん患者という立場になって、患者さんの気持ちが少しは、わかるようになった気がします。(自分の病気のこととなると、主治医の先生に、細かいことは質問しにくいことー等)
私も医療にかかわる仕事に携わるものとして、微力ながら、患者さんの気持ちを大切に考えて行きたいと思います。

右の写真は、復帰後、診察室で〜
患者さんたちからも、たくさん激励の言葉をいただき感激しています。
ただし、<髪型かえたのですね?>と言われると<ええ、まあ〜>などと返答に困ることもあります。
<実は、抗がん剤で脱毛して かつらです。>とは、言いにくいですよね。(平17年6月4日記)

闘病日記B〜再発 
2008年10月現在 3回目の再発と闘っています。ここまでくると、もうベテラン(?)がん患者です。手術をうけてから 3年半。まだまだ 頑張リます。

闘病日記C〜 4年生存
2009年4月 がん手術から丁度4年がたちました。その間3度の再発と闘い4年間のうち 抗がん剤を使わなかった月は 11か月だけだったけど〜。3回目の 再発もやっと落ち着き、4月から 抗がん剤なしのルンルン生活しています。抗がん剤がストップすると 薄くなった髪も少し増えまた伸びるのも速くなります。でもここで油断せず、きっとまたある4回目の再発に備えて 美味しいものをたくさん食べて体力をつけておこうと思っています。
(こんな理由で 中年太りを正当化している私です)
 この調子なら5年生存はほぼ確実!
 5年生存率を支える一人になりたいと思います
(平21年6月2日 記)  

闘病日記D〜 4回目の再発
やはりまたやってきた4回目の再発。また10月末から 1ヶ月に1回 日帰り入院で抗がん剤治療です。4回目ともなると、精神的動揺もほとんどなく、「慣れ」とはすごいものだと 妙に感心したりしています。(平21年11月2日 記)

闘病日記E〜5年生存〜5回目の再発
平22年4月 5年生存! しかし4回目の再発落ち着き、休薬5カ月目でまた腫瘍マーカー上昇!
あっという間に 5回目の再発治療開始。2年前に使っていた 抗がん剤カンプトを6月から2週毎 外来で点滴。 2年前と同じ薬なのに 今回は点滴後の体調の回復が遅い。歳をとったぶん体力落ちているのかな〜と思う。抗がん剤後フルに毎日仕事するのがきつくなってきている。歳には勝てませんね。
4年前 サッカーワールドカップ ドイツ大会 日本予選リーグ敗退し ピッチに寝転んだ中田ヒデの姿を 私は病室のベッドで見ていました。1回目の再発での腹水がなかなか治まらなかった時で、私が見れる最後のワールドカップが終わってしまったーと涙が止まらなかったのを覚えています。ところがどっこい、しっかりその後も再発に負けずに生きて、その4年後の南アフリカ大会も見ることができました。惜しくももベスト8にはなれなかったけれど、サムライブルーの岡田ジャパンは、絶対にあきらめない勇気をくれました。必ず 次のブラジル大会も見たい!と思います!!(平22.7.1記)